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伊良湖(いらこ)は〔#達昭和16年2月(1)pp.3-4『達第二十四號 昭和十五年度ニ於テ建造ニ着手ノ一等驅逐艦二隻、一等潜水艦一隻、驅潜艇一隻及運送艦一隻ニ左ノ通命名ス|昭和十六年二月五日 海軍大臣及川古志郎|株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 一等驅逐艦 舞風(マヒカゼ)|舞鶴海軍工廠ニ於テ建造 一等驅逐艦 夕雲(ユフグモ)|川崎重工業株式會社ニ於テ建造 伊號第十一潜水艦|株式會社石川島造船所ニ於テ建造 第十七號驅潜艇|川崎重工業株式會社ニ於テ建造 運送艦 伊良湖(イラコ)』〕、日本海軍の特務艦(運送艦)〔#内令昭和16年2月pp.18-19『内令第百三十四號 特務艦類別等級別表中左ノ通改正ス|昭和十六年二月五日 海軍大臣及川古志郎|運送艦ノ項中「宗谷」ノ下ニ「、伊良湖」ヲ加フ』〕。 == 計画 == 海軍では艦隊随伴能力を持つ給糧艦が間宮1隻のみであることに危惧を抱いており、長らく新しい給糧艦が要望されていたが、昭和13年(1938年)度のマル3計画の追加分としてようやく建造が決定した〔世界の艦船 『日本海軍特務艦船史』、p. 29。〕。 基本計画番号J20〔世界の艦船 『日本海軍特務艦船史』、p. 139。〕。 当初の要求は基準排水量5,000T、速力20ノット、25,000人に20日分の食料補給であったが、とてもこの要目には収まらずに公試8,000t、速力18ノット、ディーゼルエンジン装備で計画は進められた〔『海軍造船技術概要』900頁。〕。 しかし燃料を石炭とする要求があって更に排水量は増え、最終的に公試排水量11,100t、速力17.5ノット、25,000人に14日分の食料補給に落ち着いた〔『海軍造船技術概要』900-901頁。〕。 詳細設計は川崎造船所に任され、建造も神戸にある同社の艦船工場で行われた〔『海軍造船技術概要』903頁。〕。 資料によっては間宮の同型艦としているものがあるが、誤りである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伊良湖 (給糧艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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